梅仕事のすすめ
自家製梅酒造りを始めよう
梅仕事のすすめ
毎年ゴールデンウィークを過ぎる頃になると瑞々しい青梅が出回り始めます。
お店で梅を見かけたり、SNSで「梅仕事」を見たりすると、(やっぱり自分で漬けると美味しいのかな)と興味はありつつも、忙しい日常に終われている間に、梅雨は明け、夏に。。。なんて経験、1度はある人が多いのではないでしょうか。
実は私もその1人。今年こそは!と奮起し、事前に必要なものを準備しておくことにしました。
私と一緒に梅仕事を始めましょう!
まず、準備するもの
梅酒作りに絶対に必要なもの、それは梅を漬けておく保存容器です。
梅にはクエン酸を始め、リンゴ酸などの有機酸が多く含まれます。梅干しを食べた時に感じる酸っぱい成分、「酸」です。この梅の「酸」によって金属を痛めることがあるので、一般的に梅を漬けるための保存容器や鍋などの調理用具には、「ガラス製・ホーロー製・陶器製」のものを、使う事が推奨されています。
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おすすめの保存容器
食材が美しく見え、残量が分かりやすいのはもちろん、見せる収納になる保存びんです。見た目のデザイン性も高いので、インテリアとして取り入れても素敵です。
容量はとっても使いやすい1000mlと2000ml。何個も揃えたくなる、絶妙なサイズ感も魅力。フタも耐熱ガラス製。部品も少なく、フタ+パッキンのシンプルな構造なので、お手入れのしやすさもポイントです!
ステンレスとガラスの組み合わせがスタイリッシュなガラス瓶。おしゃれなキッチン、カフェやバーなどにも馴染むデザインです。果実酒やシロップだけではなく、フレーバーウォーターや保存瓶としての使用 など、使い方はアイデアとセンス次第。
梅酒作りの定番商品ともいえるセラーメイト。
シンプルな見た目はもちろん、脱気機能が人気のワケ。
脱気とは、加熱により中身が膨張し、容器内の空気が外へ逃げた後、容器内の圧力(内圧)が下がり真空状態になること。食材の長期保存に適しています。
金具はオールステンレスで、全て分解してはずすことができ、隅々まで洗えて清潔にご使用頂けます。
小さ目の密封ビンは少量を作ったり、出来上がったものを小分けにしてキッチンや冷蔵庫に保管するのに便利です。こちらも脱気機能付きで長期保存に最適。
金具はオールステンレスで、全て分解してはずすことができ、隅々まで洗えて清潔にご使用頂けます。
保存容器は消毒しておきましょう
梅仕事は長期保存になる為、使用する保存容器や調理道具は、キレイに水洗いした後、煮沸消毒をし、水気を完全に乾かします。
耐熱ではないガラス製の保存容器や大きき過ぎて熱湯消毒ができない場合は、綺麗に水洗いし水分を完全に乾かした後、パストリーゼで拭いて殺菌することをおすすめします。
基本の梅酒作り
下準備
1.梅を洗い、汚れを落とす
梅を傷付けないように気をつけて、一つ一つ、丁寧に汚れを落とします。
2.水につけてアク抜き
一般的には、梅酒や梅シロップに適す青く硬い青梅は、2~4時間程度。
熟した梅に、あく抜きは不要です。
3.ザルに広げて、自然乾燥
日に当てすぎてしまうと、梅が傷んでしまうので、陰干し・半日陰干しがおすすめ。
4.梅に残った水分をのふき取り
乾燥後、梅に残った水気を、ふきんなどで完全に拭き取ります。水が残っていると、失敗の原因になるので、しっかりと丁寧に。
5.軸を取り除く
最後に、竹串などで、軸を丁寧にとり除きます。梅を傷付けないように、気をつけましょう。
漬けていきます!
【材料】
- 青梅 1kg
- 氷砂糖 700g前後が目安(お好みで500g~1㎏)
- ホワイトリカー(35度) 1.8リットル
1.殺菌消毒した保存瓶に梅と氷砂糖を交互に入れていく。
2.ビンにホワイトリカーを、静かに注ぎ入れる。このまま、冷暗所で保存する。
3.時々ビンを揺り動かして、糖分が均等に混ざるようにする。
3ヶ月程で、あっさりとした味わいの梅酒が。1年置くとコクが出てきます。
時を経て円熟味を増してゆく味わいの変化を楽しむのが、自家製梅酒の醍醐味です。
梅仕事をはじめましょう!
自家製梅酒造りの全容、掴めましたでしょうか?
下準備が少し手間ですが、漬けるところは思ったより簡単。出来上がった梅酒での晩酌を目指して、トライしてみようと思います!
5月半ば頃からスーパーなどで梅が出回り始めます。今から準備しておけば、今年は乗り遅れることはありません。
季節を楽しむ「梅仕事」、はじめてみましょう!
この記事で紹介した商品
Kusama
Y-YACHTで10年営業職を経験。
出産・育休を経て職場復帰。2021年の春からワイ・ヨットストアのスタッフに加わりました。
夫と娘と柴犬(まめ)との 3人+1匹暮らし。
家族との食事の時間を大切にしています。
「食」にまつわる時間に、役立つ情報をお伝えできればと思います。