HOW TO USE GREEN PAN
グリーンパンの使い方

「GREEN PAN(グリーンパン)」とは

 

「GREEN PAN(グリーンパン)」は2007年にベルギーで誕生したキッチンウェアブランド。

従来の加工材料であるフッ素樹脂を一切使用しないセラミックコーティングを施したクックウェアを世界で初めて発売したブランドです。

 “THERMORON(サーモロン)”という独自のセラミックコーティングを採用。

これは、主に砂と同じ成分の原料から作られており、環境に影響を及ぼす化学物質 PTFEをはじめ、その他のPFAS を一切使用していません。

※PTFEは、高温に加熱すると熱分解により化学物質が発生します。
※PFASは、残留性が高く分解しにくい物質です。

 

つまり、グリーンパンは、人や環境にとって「より安心で安全なクックウェア」なんです。


「GREEN PAN(グリーンパン)」の魅力


人や環境に優しいだけじゃない。
その機能性も抜群です。

・こびりつきにく
・お手入れ簡単
・優れた熱伝導率

毎日使うフライパンには欠かせない使いやすさもグリーンパンの魅力のひとつです。

「GREEN PAN(グリーンパン)」使いこなしのコツ

ただし!
これまで使い慣れたフッ素コーティングのフライパンとは少しだけ扱い方が違います。

ちょっとしたコツが分かれば、フッ素樹脂のフライパン同様、いや、それ以上に快適な調理が可能です。

 

ポイント1. 予熱が必須

 

グリーンパンは、しっかり予熱をすることで高い熱伝導性とこびりつきにくさを実現します。

弱強火程度の火力で、1分ほどしっかりと予熱をしてから、調理を開始して下さい。

セラミックは耐熱温度が高く、食材を入れない状態で1分予熱を行っても、コーティングを痛める心配はありません。

ポイント2. 
油を投入するタイミング

少量の油を必ず敷いて下さい。

グリーンパンは予熱完了後に油を投入します。ここがフッ素樹脂との大きな違い、1番のポイントではないでしょうか。

炭化して、焦げ付きの原因になってしまわぬよう、油はこめ油・ごま油などのスモークポイント(油の発煙する温度)の高いものを使用して下さい。

 

ポイント3. 火加減

 

グリーンパンは熱電動が良いので、他のフライパンと同じ火加減では焦げ付くことがあります。

弱火から中火での調理をおすすめします。
IHの場合も、必ず中以下でご使用下さい。

ポイント4. 調理後の洗浄

調理後、フライパンが熱い状態で水につけると、急冷によりコーティングが損傷し、こびりつきの原因となります。この点はフッ素樹脂のフライパンも同じです!

 

10分ほど置き、粗熱がとれてから、洗浄して下さい。
どうしても調理後すぐに洗いたい場合は、水ではなくお湯をご使用下さい。

ポイント5.
焦げ付き・こびりつきの洗浄方法

焦げ付きはそのままこすらず、30分程ぬるま湯につけふやかした後に洗うと、力を入れずに落とすことができ、コーティングに負担がかかりにくくなります。

こびりつきが気になり始めたら、メラミンスポンジでのお手入れをおすすめします。フライパンの表面を、よく水を含ませたスポンジで円をかくように軽めの力で丁寧に擦って下さい。

そのあと、やわらかいスポンジと中性洗剤を使って洗い、よくすすぎます。

 

さいごに

せっかくお気に入りの調理道具を購入しても、上手く使いこなせないとガッカリですよね。

「GREEN PAN(グリーンパン)」はちょっとしたコツさえ掴めれば、毎日の料理の良い相棒になります。正しい使い方を知って、快適な調理をお楽しみください。

 

グリーンパンは環境に影響を及ぼす物質が使われていないエコなアイテム。フライパンを選択して、ちょっとだけ使い方のコツを覚えて使うことが、地球環境のためになるなんて、とても取り組みやすいエコですね。

地球の環境が心配な今だからこそ、キッチン用品もエシカルな選択をしてみませんか。

 

▼GREEN PAN(グリーンパン)について、もっと知りたい方はこちら▼

 

Writer Profile

Kusama

Y-YACHTで10年営業職を経験。
出産・育休を経て職場復帰。2021年の春からワイ・ヨットストアのスタッフに加わりました。
夫と娘と柴犬(まめ)との 3人+1匹暮らし。
家族との食事の時間を大切にしています。
「食」にまつわる時間に、役立つ情報をお伝えできればと思います。

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