ステンレスフライパンの失敗は「温度」が原因!正しい予熱で今日から上級者!
はじめに
「せっかく買ったステンレスフライパン。でも、何を作ってもくっついちゃう…」
「私には使いこなせないのかも…」
コーティングのない、ステンレスのフライパンを手に入れてみたけど、うまく使えない、という方、いらっしゃると思います。
実は、ステンレスフライパンでの失敗、その原因のほとんどは「温度」だということをご存じですか?
「正しい予熱」のコツさえ掴めば、誰でも今日からステンレスフライパンを使いこなせるようになるんです!
もう「くっつき」に悩むのはやめて、プロのような完璧な焼き上がりを手に入れて、周りを「おっ!」と言わせる上級者になりませんか?
結論:失敗の原因はすべて「温度の低さ」にあった
なぜ、あんなに食材がくっついてしまうのか?
それは、フライパンの温度が、食材を入れるべき「適温」に達していないからです。
ステンレスの表面には、目に見えない凹凸があります。フライパンが十分に温まっていない状態で食材(特に肉や卵などのタンパク質)を入れると、食材がその凹凸にハマり込んで固まってしまうのです。
逆に言えば、正しい温度で予熱さえできていれば、くっつくという悩みはほぼ解決します。 とてもシンプルですよね?
これだけでOK!くっつかない!
ここからが本番です。難しいことは何もありません。フライパンが「準備OKだよ!」と教えてくれるサインを見逃さないようにするだけなのです!
ステップ1:中火で加熱スタート(2〜3分)
まずはフライパンをコンロに乗せ、中火にかけます。まだ油は入れません。
ここでのポイントは「焦らないこと」。フライパン全体がじっくり温まるのを待ちましょう。
ステップ2:「水滴テスト」をやってみる
ここが最も重要なチェックポイントです!
指先を濡らし、数滴の水をフライパンに落としてみてください。フライパンの温度によって、水の動きが劇的に変わります。
失敗のサイン ❌:
水が「ジュッ!」と音を立てて、すぐに蒸発する。
→ まだ温度が低すぎます! もう少し待ちましょう。
成功のサイン ⭕:
水滴が玉のようになり、フライパンの上をコロコロと転がり回る!
→これこそ完璧な予熱の合図です! この現象(ライデンフロスト現象)が起きたら、もう成功したも同然です。
動画で見てみましょう!↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ステップ3:油を入れて、サインを待つ
完璧な予熱が確認できたら、一度火を弱めるか止めてから油を入れます。
(熱々のフライパンに冷たい油を入れることで、全体の温度が調理に最適な状態に落ち着きます。)
フライパンを傾けて油を全体に広げると、油の表面にさざ波のような模様(油紋)が広がります。これが「油の温度も適温になりました」という最終サインです。
ステップ4:食材を投入!音を聴く
いよいよ食材を入れます。このとき、
「ジュ~ッ」
という、食欲をそそるおいしそうな音が聞こえれば、OK!
お肉やお魚は、表面にしっかり焼き色がつくまで(1〜2分)は動かさないのがコツ。焼き固まれば、自然とフライパンから剥がれます。慌ててヘラで突かないようにしましょう!
【上級者のポイント】
調理する食材は、少し前に冷蔵庫から出して常温に近づけておくと、フライパンの温度が下がりにくくなり、さらに失敗が減ります。
まとめ:覚えておくことは「水滴が転がる」だけ!
もう一度、大切なことなので繰り返します。
ステンレスフライパンの成功と失敗を分けるのは「予熱」です。
「水滴がコロコロ転がるまで、しっかり待つ」
これだけのことを守れば、ステンレスフライパンは、どんな料理も美味しく仕上げてくれる最強の相棒になりえるのです!
●ステーキは、外はカリッと香ばしく、中は驚くほどジューシーに。
●野菜炒めは、お店のようにシャキッとした歯ごたえに。
●チャーハンは、お米一粒一粒がパラパラに。
難しいかな?という苦手意識を持ってしまいがちなステンレスフライパンですが、ぜひ「くっつき」の悩みから解放されて、使いこなしてみるのはいかがでしょうか?
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