【水洗いNG!】愛用の木製ペッパー&ソルトミル、一生モノにするためのお手入れ術
料理の仕上げにガリガリっと挽く、香り高い胡椒。
お料理が段違いにおいしくなりますよね。
お気に入りの木製ペッパーミルを使っていると、なんだか料理も一層楽しくなるものです。
でも、その大切なペッパーミル、きちんとお手入れできていますか?
「そういえば、買ってから一度も掃除したことないかも…」「最近、使い心地がなんとなく悪くなった気がする…」
そんな方も多いのではないでしょうか。
実は、木製ペッパーミルには長持ちさせるための「正しいお手入れ方法」があるんです。間違った方法だと、逆にミルを傷めてしまうことも…。
そこで今回は、愛用のペッパーミルを一生モノにするための簡単なお手入れ術を、分かりやすくご紹介します!
お手入れの基本:絶対に「水洗い」はNG!
まず、ここが大事です。
木製ペッパーミルは、絶対に水洗いしてはいけません!
理由は2つあります。
1. 木が傷む: 木は水分を吸うと膨張したり、乾燥する際にひび割れたりする原因になります。
2. 刃が錆びる: 内部の刃は金属製(特に鉄製)のものが多く、水分に触れるとあっという間に錆びてしまいます。錆びた刃では、せっかくの胡椒の風味も台無しです。
食洗機や洗剤、除菌スプレーなどの使用ももちろんNGです。基本は「布で拭く(気になるときは水を固く絞った布で)」と覚えておきましょう。
① 普段の簡単なお手入れ
毎日のように使うものだから、さっとできる簡単ケアを習慣にしましょう。
外側: 柔らかい布で、本体についたホコリや手の油分を優しく拭き取ります。調理中の油ハネなどが気になる場合は、布を固く絞って水拭きし、すぐに乾拭きで水分を完全に拭き取ってください。


内部: 使い終わったら、ミルを逆さにしてトントンと軽く叩き、中に残った胡椒の粉を落としておくと良いでしょう。
これだけでも、きれいな状態を保ちやすくなりますよ。
② 念入り内側クリーニング
「最近、胡椒の出が悪いな…」と感じたら、内部に胡椒の油分や粉が詰まっているサインかもしれません。
そんな時は、内側の掃除をしてあげましょう。数ヶ月に一度、または切れ味が気になった時に行うのがおすすめです。
【手順】
1. 胡椒を出す
ミル上部のつまみ(コショウの粗さ調整用)を外し、フタも外します。
ミルを逆さにしてコショウ粒を取り出します。グラインダー内部に粒が詰まっている場合は一旦フタとつまみを戻して数回挽くと、詰まりを解消できます。


2. 小型のブラシでミルの中をやさしく掃除します。これで細かい粒子が取り除けます。
ブラシがなければ柔らかい布でも構いません。

3. グラインダー下部も同じようにお手入れしましょう。
これで内側のクリーニングは完了です!
お手入れが終わったら新しいコショウ粒を詰め、トップを戻してつまみを締めましょう。締め具合で挽きの細かさが決まりますので、調整・テストしながらお好みの粗さに合わせてください。

ソルトミルも同じ手順でお掃除できますが、ペッパーミルとソルトミルを同時に掃除する場合、スチール製グラインダーのペッパーミルには絶対に塩を入れないよう注意しましょう!
※一般的にソルトミルのグラインダー部分にはセラミックが使われていることが多いです。スチール製のグラインダーに塩分が付着すると錆がでてしまうためお気を付けください!
まとめ
いかがでしたか?木製ペッパーミルの正しいお手入れ方法をご紹介しました。
基本は乾拭き、水洗いは絶対にNG!
普段はサッと拭くだけでOK
切れ味が落ちたら内部をお掃除
少し手間をかけてあげるだけで、大切なペッパーミルは驚くほど長持ちし、長く最高のパフォーマンスを発揮してくれるはず。
ぜひ今日から、皆さんのお家のペッパー&ソルトミルもお手入れしてあげてください!
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