100年以上の時を経て受け継がれる「茶筒」
100年以上の時を経て受け継がれる「茶筒」
モノづくりの知られざる「逸話」を皆さまにお伝えしたい・・・そんな思いで企画した「Side Story(サイド ストーリー)」。第1話は、日々道具でもお世話になっている、江東堂高橋製作所さんの「塗り缶」の素晴らしいモノづくりについてお話ししたいと思います。
江東堂さんが創業したのは、なんと明治 43年(西暦 1910年)。創業から111年が経過した今日まで、お客様に喜んでいただける、丁寧なモノづくりをモットー に伝統的なモノづくりを続けています。(・・・すごいです!)
江東堂さんの缶は、日本の伝統的な【丸缶(円筒形)】。昔ながらのハンドメイドに一部マシンメイドを加えたハイブリッドな製造方法で、100% 日本製の材料・日本国内の自社工場で作られています。まさに、THE ジャパンメイド。
熟練職人さんの確かな技術と目を経て、1工程ごとに微調整を繰り返し、1つ1つ丁寧に作られる丸缶。(真剣なまなざしにモノづくりへの熱い想いを感じます・・・!)
昔ながらのスチール製の中蓋も全て手作り。缶にジャストフィットするよう、1つ1つ微調整されています。(なんと、内蓋の制作だけで16工程もあるのだとか。。。)非常に精密なハンドメイドだからこそ実現できる「気密性」の高さで、缶の中に保存するモノをしっかりと守ってくれます。もちろん、耐久性も抜群です!
是非 実物を見ていただきたいのですが、本体と「蓋 / 内蓋」との嵌合性は、他に類を見ない精度の高さ。接合部には膨らみが全く無く、完全にフラットなデザインに・・・!見た目の美しさだけでなく、心地良い開閉感、気密性・遮光性・遮臭性・遮湿性の高さを実現するのは、江東堂さんならではの「モノづくりへの想い」と「技術」の賜物です。
茶葉はもちろん、ナッツ類やお菓子、ペットフードを入れられる方も居るのだとか。(全て乾物に限ります)ボタンや刺繍糸など、食材以外の細々としたものを保管するのもオススメです◎
「日々道具」で展開させていただいている塗り缶は【2サイズ / 各3色展開】。是非 用途に合わせてお好みのサイズ&カラーを探してみてください!
-渡辺さん、この度はお話しを聞かせていただきありがとうございました。また浅草のショールームにお伺いできる日が来るのを楽しみにしております!