地球にも使い手にも優しいフライパン「グリーンパン」
5年前にニュージーランドに行ったことをきっかけに、大自然の虜に。
それからというもの、地球に負荷をかけない素材でつくられた道具を選び、
主催している料理教室では、お肉を使わないレシピをテーマに扱うようになりました。
わたしが最近よく使っているのが、グリーンパンの「ヴェニスプロ フライパン」。
グリーンパンは地球に配慮して作られているから、気分良く料理することができるんです。
デザインも、中面がグレー・外面がブラックカラーで、とっても可愛い!
このフライパン、実は地球に優しいだけじゃなくて、使い手にもとっても優しいんです。
“使い手に優しいな”と感じたポイントは、この3つ。
【1】セラミックコーティング
錦糸卵のように薄い卵を作ると、どうしてもフライパンにこびりついてしまうことがありますよね。グリーンパンはセラミックコーティングが施されていて、びっくりするほどスルッとはがれるんです。料理の腕に自信がない人でも、安心して綺麗な卵がつくれますよ。
【2】ほどよい重さ
小ぶりなフライパンや鍋の場合、軽いからこそ、ガス台に置いた時に落ちそうになるなど、ヒヤッとする場面があります。その点「ヴェニスプロ フライパン」は、“ちょうど良い重さ”だから、そんな心配がありません。ガス台に置いておいて他の調理をしていても、抜群の安定感なんです。
【3】調理の幅が広がる、コンパクトなサイズ感
大きすぎないから、オーブンにすっぽり入るところも嬉しいポイント!(フライパン 20cm)
寒い季節には、グラタンも良さそうですよね。オーブンで調理して、そのまま食卓にぽんと置いても馴染むデザインです。
そんな「ヴェニスプロ フライパン」で作るレシピを2つご紹介します。
自家製オイルサーディン
【材料】
●いわし(頭と内臓をとったもの) 10匹 ●塩 小さじ1 ●ローリエ 2枚 ●にんにく 1片 ●レモンスライス・赤唐辛子 お好み ●オリーブオイル 適量
【作り方】
❶いわしに塩を振って30分ほど置く。
❷出てきた水分を拭いてフライパンに並べ、ローリエ・潰したにんにくを加え、オリーブオイルをひたひたになるくらいに注ぐ。
❸レモンスライスをのせて、100℃のオーブンで90分ほど焼く。
オイルサーディンは、そのままおつまみとして食べることはもちろん、ドライトマトと合わせてパスタにしても美味しいですよ!
ちなみに、このオイルサーディンに使ったレモン、実はアトリエの屋上で育てているものなんです。
料理をしているとどうしても生ゴミが出てしまいますが、なるべく減らせるよう、野菜の切れ端は干し野菜にするようにしています。ヘタなど、どうしてもゴミになってしまう部分は、コンポストにして畑の栄養にもしているんです。
鯛そぼろめし
【材料】
●鯛 2切れ(200gほど) ●塩 小さじ1/2 ●酒 大さじ2
☆ ⇒ ●卵 2個 ●酒 小さじ1 ●塩 少々
★ ⇒ ●砂糖 小さじ1 ●白たまり(薄口醤油) 小さじ1 ●塩麹 小さじ1
●炊き立てご飯 適量 ●穂しそや木の芽 お好み
【作り方】
❶鯛は塩をして10分ほど置き、水気を拭く。耐熱皿に入れて酒を加え、ふんわりラップをして600Wのレンジで3分加熱する。
❷卵は溶きほぐして酒と塩を加え錦糸卵を作る。(☆の材料)
❸鯛の粗熱がとれたら皮と骨を取り除き、フライパンに身をうつす。★を加え、身をほぐすように弱火で加熱し、そぼろ状にする。
❹ご飯に錦糸卵と鯛そぼろをのせる。お好みで木の芽を飾る。
【ポイント】
●血合いを入れると色が悪くなるので取り除く。
●ほどよくしっとりしている程度に炒る。
●魚の臭みを取り、しっとりさせるために先にレンジで加熱する。
最近は自然豊かなところに引っ越し、朝から山に登り、自然の中での子育てを楽しんでいます。
物を買うことは、未来への投票のようなもの。
せっかく買うなら、地球のためになる道具を選べるといいですよね。
わたしはこれからも、地球と子どもの未来が幸せになるような選択を、
料理を通して提案していきたいな、と思います。