【2026年版】鉄フライパンの基本とおすすめ6選
お料理好きには欠かせない台所道具のひとつといえば「鉄フライパン」。
憧れの道具ですが、「使い方が難しそう」「お手入れが面倒」とハードルの高さを感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし最近では、錆びにくく面倒なお手入れがいらないものなど、初心者の方でも気軽に使える鉄フライパンが増えているんです。
そこで今回は、鉄フライパンのメリット・デメリットや正しい使い方、そしてプロが厳選したおすすめの鉄フライパン6選をご紹介します!
鉄フライパンの特徴

なぜ鉄フライパンだと美味しくなるの?
鉄のフライパンで調理すると美味しく仕上がると言われる最大の理由は、優れた「熱伝導率」と「蓄熱性」にあります。
フライパンに熱をムラなくしっかりと蓄えるので、食材にも熱が均一に伝わり、炒め物はシャキッと、お肉はジューシーに仕上がります。
また、「丈夫さ」も大きな魅力。熱への耐性が高いため高火力調理が可能で、使うほどに油がなじんで扱いやすくなる、まさに「一生もの」の道具です。
- 高火力で調理でき、食材が美味しく仕上がる
- 耐久性が高く、長く使える(サステナブル)
- 使うほどに育つ楽しさがある
- 商品によっては錆びやすいため、お手入れが必要
- アルミやフッ素樹脂加工に比べて重い
正しい使い方とお手入れ
「難しそう」と思われがちですが、手順を覚えればとてもシンプルです。商品によって「不要」な工程もあるので、商品選びの参考にしてください。
1. はじめて使う前には【油ならし】
油ならしをすることで表面に薄い油の膜ができ、こげつきやこびりつきを防ぎます。
※「リバーライト極」や「ビタクラフト」など、一部不要な商品もあります。
- ①鉄フライパンをお湯で洗い、中火で2~3分加熱して水気を飛ばす。
- ②火を止め、多めの油(1/2~1カップ)をなべ肌にまわし入れる。
- ③弱火で3分加熱する。
- ④火を止め、オイルポットに油を戻す。
- ⑤鍋が冷えたら、油がなじむようにキッチンペーパー等で内側をまんべんなく拭く。
2. 調理で使う前に【油返し】
調理前に毎回行うことで、食材がくっつきにくくなります。
- ①中火で加熱する。
- ②多めの油(1/2~1カップ)をなべ肌にまわし入れる。
- ③油煙が出始めたら火を止める。
- ④オイルポットに油を戻す。
- ⑤調理に必要な量の油を入れて調理開始。
3. 調理が終わったら【すぐにお湯で洗う】
錆びを防ぐ最大のポイントは、「洗剤を使わず、温かいうちに洗う」ことです。
- ①フライパンが温かいうちに、タワシやササラを使ってお湯で洗う。
(洗剤を使うと馴染んだ油膜が取れてしまうため、基本は使いません) - ②火にかけ水気を飛ばす。
- ③内側に油を薄く塗って保管する。
(窒化加工などサビにくいフライパンの場合は、油塗りが不要な場合もあります)
鉄フライパンのおすすめ6選
初心者の方でも使いやすい「サビにくい加工」が施されたものから、本格的な打ち出し製法まで、特徴の異なる6つを厳選しました。
| 商品名 | IH対応 | 油ならし | 特徴 |
|---|---|---|---|
| リバーライト 極JAPAN | ◯ (一部不可) |
必須 | サビにくく手入れが簡単。一番人気。 |
| ビタクラフト スーパー鉄 | ◯ | 必須 | 油返し不要。スタイリッシュなデザイン。 |
| 野鍛冶やまご | ◯ | 不要 | 職人の手仕事。深型で煮込みもOK。 |
| JIU(ジュウ) | ◯ | 不要 | お皿としてそのまま出せる。ハンドル着脱式。 |
| enzo(エンゾウ) | ◯ | 必須 | 厚板で「焼き」に特化。広い底面。 |
| LODGE BlackLock | ◯ | 不要 | アウトドアでも活躍。蓄熱性抜群。 |
初心者の方に一番おすすめ
リバーライト 極JAPAN

スタッフの中でも愛用者の多い「リバーライト 極JAPAN」。人気の秘密は、圧倒的なお手入れのしやすさです。
表面に特殊な「窒化加工」を施すことで、鉄の良さはそのままに、極めてサビにくくなりました。
使用後は、お湯で洗って水気を拭き取るだけでOK。洗った後に油を塗る手間もありません。価格も手頃で、最初の1本に最適です。
- 対応熱源:直火・IH(16・18cmはIH不可)
- 重量:950g(26cm)
- 油ならし:必須
- 使用後:お湯で洗浄後、水気を拭き取る(油塗り不要)
デザインと手軽さを両立
ビタクラフト スーパー鉄

独自の「窒化4層加工」により、サビにくい強靱な鉄フライパンを実現。リバーライト同様、使用後の油塗りは不要です。
さらに嬉しいのが、使用前の【油返し】も不要な点。予熱して油をなじませるだけで調理開始できるので、忙しい日常使いにぴったり。ステンレス製のハンドルがおしゃれで、キッチンに置いておきたくなるデザインです。
- 対応熱源:直火・IH
- 重量:963g(26cm)
- 油ならし:必須
- 使用後:お湯で洗浄後、水気を拭き取る(油塗り不要)
深めでマルチに使える本格派
野鍛冶やまご ちょっと深めの鉄フライパン

新潟県三条市で150年以上続く「野鍛冶やまご」が、一つひとつ手作業で仕上げる鉄フライパン。商品名にもある「ちょっと深め」の形状が最大の特徴で、焼く・炒めるだけでなく、煮込み料理や汁気のある調理にもマルチに対応します。
また、使い始めのハードルを下げる「シーズニング(油ならし)不要」の防錆加工も嬉しいポイント。手仕事ならではの個体差や風合いがあり、使い込むほどに愛着が湧く、まさに「育てる道具」です。
- 対応熱源:直火・IH・オーブン(電子レンジ・食洗機不可)
- サイズ展開:18cm / 22cm / 26cm
- 油ならし:不要(防錆加工済み)
- 使用後:お湯で洗浄後、乾かし油を塗る
「作る」と「食べる」をひとつに
JIU(ジュウ)

「お皿のようなフライパン」としてSNSでも大人気。ハンドルが着脱式なので、調理後はそのまま食卓へ出せます。アツアツの料理を楽しめる上、洗い物も減らせる優れもの。
独自のハードテンパー加工により、使い始めの「油ならし」が不要です。買ってすぐ使えて、収納場所もとりません。
- 対応熱源:直火・IH・オーブン
- 重量:1040g(L:24cm)
- 油ならし:不要
- 使用後:お湯で洗浄後、水気を拭き取る(洗剤使用はNG)
厚く、広く、深く。「焼き」に特化
enzo(エンゾウ) 鉄フライパン

「もっと料理の楽しさを感じて欲しい」という想いから、燕三条の各工場の技術を結集して作られたのが「enzo」。この鉄フライパンのテーマはズバリ「焼き」。
肉厚な2.0mmの鉄材を使用することで高い蓄熱性を実現し、ステーキやハンバーグを香ばしくジューシーに焼き上げます。
独特の「スピン加工」により、底面を広く確保しつつ側面の立ち上がりを急角度に設計。大きな食材も並べやすく、ソースもこぼれにくい「深さ」を両立しています。
- 対応熱源:直火・IH
- サイズ展開:20cm / 22cm / 24cm / 26cm
- 油ならし:必須
- 使用後:お湯で洗浄後、乾かし油を塗る
アウトドアからキッチンまで
LODGE BlackLock

スキレットの代名詞「LODGE」が送り出した軽量シリーズ。従来の鋳鉄製よりも軽く、扱いやすくなりました。
分厚い鉄板は蓄熱性が抜群で、ステーキやパエリアなどが美味しく仕上がります。シーズニング(油ならし)済みで出荷されるため、箱から出して洗えばすぐに調理開始可能。
取っ手が短くオーブンにも入りやすいため、キャンプだけでなく家庭での本格調理にも活躍します。
- 対応熱源:直火・IH・オーブン
- 重量:1751g(26cm)
- 油ならし:不要(シーズニング済み)
- 使用後:お湯で洗浄後、乾かし油を塗る
おわりに
使うのが難しそうなイメージのある鉄フライパンですが、最近は「油ならし不要」や「サビにくい」加工のものが増え、ぐっと身近になっています。
少し手間をかけて育てることで、愛着が湧き、料理の腕も上がるのが鉄フライパンの醍醐味です。
ぜひ、あなたのライフスタイルに合った「一生もの」の相棒を見つけてください。
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